ヒプノシスのレコードジャケットデザイン>>第2回>
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PRESENCE
(プレゼンス)
LED ZEPPELIN
1976年3月
AMCY-2438
レッド・ツエッペリンの「プレゼンス」です。ツエッペリンはいろいろと変わったジャケットでアルバムを発表しているので、本来ここで紹介しているアルバム以上に「ツエッペリンV」や「フィジカル・グラフィティー」などの方がジャケットとして有名?かもしれないですね。
ただ、ヒプノシスデザインとなると下の3点やこの「プレゼンス」は外せません。また機会を見て変形ジャケットはピックアップしてみたいと思います。
見開きジャケットの表面をまず見ると、幸せそうな家族がおめかしして、港の側のレストランでお食事している写真です。ただテーブルに載っているのは食事ではなく変なオブジェクトです。トロフィーのようにも見えますが、不思議なことに形がありません。アウトラインとしての形はあるのですが、立体としての形が無いのです。影が無いし、物体に光があたっている部分や陰の部分が無いのです。真っ黒な切り紙のような物体です。
またはブラックホールのように光をすべて吸収してしまっているのでしょうか?平和な家族の表情にはそぐわない物体です。
裏面では学校の授業で、先生がオブジェクトを説明しているのでしょうか。よく見ると後ろの壁には生徒が描いたと思われるオブジェクトのデッサン画が貼られています。この不思議な物体は中袋に写真で見ることが出来ます。ここでは、キチンと形のある物体となっています。(写真)
このこんにゃくをヒネッタようなオブジェクトはいろいろな場所に登場してきます。この「記号化(オブジェクト)」という考えは使えます。
ジャケットの内側を見ると様々な情景の中にオブジェクトが登場してきています。それはある意味で何の不思議も無く存在しています。
写真全体は60年代風のテイストで仕上げられています。その情景にこの不思議な物体。この辺がヒプノシスの面白いところだと思います。これだけでも20年ぐらいは悩むことが出来ますね。
その他ライブアルバム「永遠の歌」では、ヒプノシスタッチのイラストを使ったジャケットになっていますし、「聖なる館」ではそのビジュアルに驚かされました。「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」ではピンクフロイド同様ジャケットが袋に入れられてしまい、中身が見えないものになっていたのですが、中身のデザイン(写真アングル)が6種類あったためちょっとパニック状態でした。
ジャケットと音しかアーティストとファンを繋ぐ物が無かった時代。アルバム作りは今の世の中より凄まじく面白かったと思います。現在は、ビデオやテレビなどの様々なメディアが邪魔をしてしまっているようだ・・・。
■PRESENCE/LED ZEPPELINの表面
■ジャケットの裏面(左)・内袋の写真(右)
■内側のデザイン
■LED ZEPPELINその他の作品
The Song Remains The Same(1976)
Houses of The Holy (1973)
In Through The Out Door(1979)
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